動画を編集・撮影すること

映像制作と動画制作の違いは何なのでしょう。改めて考えてみました。

意味を探らず漢字を読み解くと「像を映す」「動く画」というふうに答えが出てきます。ならば映像制作はビデオカメラなどを用いて何かを撮影すること、動画制作は映像制作で作られた映像を編集するなど二次的に手を加えることとも捉える事ができます。

実際に昨今Youtubeやニコニコ動画などでは、多くの利用者が動画制作をしたものとして盛んに投稿しています。しかし動画の元となるものの多くは映像制作にて作られた物が多いように感じます。映像制作の延長には映像編集がありますが、動画制作はFlashなどで絵を動かしたり、動画編集ソフトで素材を多用して動画を作り上げたりします。英語や日本語のテロップをいれたりして楽しむこともできます。それを映像制作と呼ぶことには違和感を感じ、動画制作ということになるのではないでしょうか。

ただ、家庭用に撮影した子供の日常などは映像制作と呼ぶよりは、映像記録、または映像アルバムと呼んだほうが良いでしょう。

しかし同じ思い出映像でも、結婚式などを思いでとして映像に残すため新郎新婦がプロに撮影と映像編集を依頼するケースがよくあります。あれらは映像制作に違いありません。

無論、定義がプロアマの制作かどうかで変わると言うわけではないと思います。しかしスマートフォンなどに付いているカメラで誰でも気軽にハイクオリティな撮影・映像制作ができるようになった昨今、定義付けが難しくなってきているのではないでしょうか。