視聴者に最適な動画エンコードを

「エンコード」とは、変換や符号化などといった意味ですが、具体的に言うと「動画ファイルを視聴者がスムーズに見られるように適した解像度やフォーマットに変更する作業」のことを言います。

動画制作者は、映像や動画をエンコードすることによって、視聴者の環境を考えたファイル形式で出力することができます。

たとえば動画の解像度を考えてみましょう。大きな会場においてみながひとつになって大画面で動画を鑑賞するなどといった場合には、それに耐えうる大きな解像度の動画とするべきでしょう。

逆に、個人がパソコンの画面で軽くチェックするだけなら、必ずしも大きな解像度にする必要はなく、小さな解像度の動画のほうがパソコンへの負担が少なくて済み、動画のやりとりも手軽に行うことができます。

こういった動画の解像度は、動画制作ソフトにおいては動画の出力時に手軽に指定できるはずですから、動画を使う場面に合わせた動画ファイルを出力してください。