英語と欧州諸国の言語で工場案内の映像を制作する効果

欧州諸国の言語や英語で工場案内の映像制作し、流すことは主に2つの効果があると思います。

1つは、「跡取り問題の解消」です。
「フジヤマ」「ゲイシャ」と海外に日本を知られていたのは過去のこと。
今は外国人観光客は東京よりも、地方都市の日本ならではの体験ができるところに魅力を感じています。
不思議なことに、京都へ旅行に行った際、海外の方が作務衣を来て墨絵や陶芸のワークショップを開かれていました。
顧客には外国人は勿論のこと、日本人も多いとのこと。
特に伝統工芸と呼ばれる分野は、跡取り問題が重要課題ですが、日本文化に興味を持った海外の青年が弟子入りを志願して継承をするところが増えてきています。
それに伴い、小さな町工場などで海外の若者を宿泊させて食事の面倒を見ながら、働き手になってもらうという仕組みに挑戦をされている企業も少なくありません。

2つ目、「技術を介した国際交流の機会」
テレビの人気番組もありますが、日本が技術大国であることは未だ強みです。
先進諸国もそれぞれの国において科学技術は進歩していますが、日本の細やかさや丁寧な仕事、高度な技術は欧州諸国の方もお金を払ってでも学びたいと言われるほど。
ただし、渡航費用などの問題や、受け入れる企業側が技術を明らかにすることを敬遠することで実現していない部分も多くあります。

海外の言語、主に欧州諸国の言語で工場や技術の紹介をする動画制作は、そういった需要に距離や旅費などを考えずに答えられますし、それを見て日本に行きたいと日本に興味を持って学んだり実際に訪れる観光客を増やす点で、大変効果的であると思います。